木をつかって、快適に暮らそう
木は生きている
   木は生きている   
木が鉄や石油などの地下資源と違う点は生き物だということです。木は細胞(生物の基本単位)が無数に集まってできています。この細胞が木のさまざまな特徴(香り、強度、柔軟性など)を決めるのです。
木は呼吸する 木は健康的
生きている木は水分をたくさん含んでいますが、伐採して乾燥させると周囲の湿度に応じて、湿気を吐いたり、吸ったりできるようになります。これを木の調湿機能といいます。湿度を適度に保つので、木をたくさん使った家は快適です。 木は断熱性があり、温かく感じます。木は表面が凹凸なため、反射する光が目に優しく、音を柔らかく伝えます。また、調湿機能により、さらしとした感触です。木は健康に良い影響を与えてくれます。
木は鉄よりも強い 木は環境に優しい
同じ大きさのスギと鉄ではどちらが軽いでしょう。スギですね。では、同じ重さのスギと鉄をそれぞれ引っ張ったり圧縮するとどちらが強いでしょう。やはり、スギなのです。木は組織が複雑に絡み合っているため、しなやかで強い性質を持っています。 延床面積100m2の木造住宅には、約5トンの炭素が固定されています。近年、二酸化炭素等による地球温暖化が問題となっていますが、炭素の固定は温暖化を防ぐ一つの方法です。木をできる限り再利用し、炭素を固定し続けておくことが大切です。
  木は省エネ材  
鉄は鉄鉱石からつくられますが、それにはたくさんのエネルギーを使います。木は太陽と土と水の力で育ち、少ないエネルギーで木材になります。また、木は計画的に植林すれば、無限に利用できる資源です。木の利用はエネルギーと資源の節約になります。


間伐はなぜ必要か
木は生長することによって二酸化炭素を大量に蓄えるため、十分に成長した木は伐って使い、その後に苗木を植え、育てた方が地球温暖化防止に役立ちます。またこのことは、森の手入れを進め、森を育てることにつながります。木は植え、育て、使える再生産可能な資源です。木は古くから生活の中で、さまざまな形で利用されてきました。みなさんも、木でいろいろな作品を作ってみませんか。
木は身近な素材です。植えて育てる森林(清川村煤ケ谷のヒノキ林) 木工教室。子供たちが楽しく楽しく作っているのは四角いイス。
神奈川県の木をつかうということ
神奈川県は面積の約40%が森林です。このうち約40%が人工林で、いわゆる木材となるスギ、ヒノキ等を育てています。このスギやヒノキも徐々に成長し、成長した木は木材として使うことができます。家はもちろんのこと、内装や家具、庭のプランタン等に神奈川の木を使いましょう。健康に良い影響を与えてくれる木を使い、快適に暮らしましょう。神奈川の木を使うことは神奈川の森林づくりに参加することです。
神奈川の木(ヒノキ)で作ったイス 間伐材を使った丸太柵

かながわ木づかい運動 神奈川県環境農政部森林課管理・計画班 電話(045)210−1111(代表)